自然公園は自然の風景地を利用して作られる公園で、都市計画上設けられた都市公園と区別される。自然公園は「国立公園」「国定公園」「都道府県立自然公園」の三種類に分かれており、福島県は合計の公園数、公園面積ともに全国第6位となっている。
福島県には磐梯朝日、日光、尾瀬の3つの国立公園、越後三山只見国定公園のほか、浜通り4か所、中通り6か所、会津1か所の県立自然公園がある。
環境省では、日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてブランド化することを目標とした「国立公園満喫プログラム」を実施しており、磐梯朝日国立公園の磐梯吾妻・猪苗代地域でも取り組みが始まった。2021年度から2025年度にかけてインバウンド受入環境の整備、体験プログラムの拡充、景観保全・整備などが進められるという。