統計
ドラッグストア店舗数
前年同月比増減率
2021年8月現在のドラッグストア店舗数の前年同月比増減率で福島県は第4位、前年から27店増加となった。商業動態統計でドラッグストアの調査が始まった2014年当時福島県の店舗数は146店、7年間でちょうど100店舗増加したことになる。
商業動態統計は店舗数50以上か年間売上100億円以上の企業が調査対象だ。実際、この1年間に開店した店舗は、ツルハドラッグ9店、クスリのアオキ7店、薬王堂7店など、業界上位の名前が並ぶ。福島県は大手チェーンがしのぎを削る激戦地といえるだろう。
コロナ禍にあっても衛生用品や日用品の買いだめのために客が殺到、その後の巣ごもり需要も追い風となり、ドラッグストアは業績を拡大中だ。特に伸びているのが食品分野で、生鮮食品の扱いも始まっている。コンビニエンスストア、スーパーなど他の業界も否応なく巻き込まれるドラッグストア
の戦国時代である。
出典:商業動態統計 2021年8月