統計
幼稚園数(3~5歳人口10万人あたり)
総務省「社会生活統計指標」より福島県は平成30年度の3~5歳人口10万人あたりの幼稚園の数で全国第2位。全国平均338.1園の2倍近い。上位の県はほとんどが西日本で、共通するのは公立幼稚園の比率が高いことである。
一方で0~5歳人口10万人あたりの保育所の数をみると、福島県は34位で全国平均を下回る。平成27年の国勢調査結果では、福島県の3世代世帯の割合は全国8位と高く、共働き世帯でも同居する祖父母に孫の世話を期待できることで、幼稚園を選択する家庭が比較的多いと考えられる。
とはいえ、3世代世帯比率は約12%で、福島県においても保育需要は年々高まっている。待機児童解消を主な目的とした国の「子ども・子育て支援新制度」によって、幼稚園から認定こども園への移行が進んでおり、幼稚園の数は減少傾向である。
出典:総務省「社会生活統計指標」平成30年5月1日現在