2022.11/vol.047
宮城の郷土料理 はらこ飯
宮城県南の亘理地区発祥といわれている宮城の郷土料理「はらこ飯」は、いまや全国的にも知られる
ようになりました。名前の由来は、鮭の腹に入っている卵のことを、鮭の子「はらのこ」「腹子」が語源といわれおり、その昔、伊達政宗公が亘理町荒浜の阿武隈川修繕工事を視察した折に、地元の漁師から献上されたといわれています。煮付けた鮭、鮭を煮付けた時の煮汁で炊いた米、味付けしたイクラをのせる盛り付けが基本ですが、地域や各家庭によって作り方は様々です。スーパーに「はらこ飯」料理
用の食材が陳列しはじめたり、飲食店での提供が始まると秋が来たのだなと感じます。
晩秋まで提供されている飲食店が多いので、宮城に訪れた際は、ぜひ、味わってみてはいかがでしょうか。