猪苗代湖のしぶき氷
豪雪地帯で知られる、冬の福島県。そんな中で冬の風物詩として有名なもののひとつに、猪苗代湖のしぶき氷があります。樹木や岩に湖からの波しぶきがつき、それが凍結する現象です。見頃は1月中旬から2月中旬で、特に強い風が吹いた後の観測がおすすめとされています。県内では知っている人も多い“しぶき氷”ですが、実は珍しい現象であることをご存じでしょうか。
しぶき氷ができる条件は、①厳冬期でも湖面が凍らないこと、②絶えず波しぶきがあがること、③その波しぶきがすぐに凍ることの3つ。この条件を満たす場所は国内ではとても少なく、かつ猪苗代湖は湖の複数個所で観測できます。ときに5メートルほどにも発達することもあり、この見た目からモンスターに例えられることもあるのだとか。また、しぶき氷は国内のみならず海外でもみられますが、ベンチなどの人工物に波しぶきがついて成形されるものが多いです。猪苗代湖のしぶき氷が有名なのは、自然物のみで大きく成長することも理由の一つです。
国内でも実は珍しい、厳冬期にしか見られない冬の芸術。近くまでお越しの際は、ぜひ観測してみてはいかがでしょう。また、防寒や積雪対策もお忘れなく!

▲地面近くで成長したしぶき氷
〇猪苗代観光協会
〒969-3133
福島県耶麻郡猪苗代町大字千代田字扇田1番地4
TEL.0242-62-2048
〇天神浜駐車場
福島県耶麻郡猪苗代町中小松
(※しぶき氷観測場所までは湖面沿いに徒歩1km)
