統計
温泉地数
環境省「平成30年度温泉利用状況」より福島県は平成30年度の温泉数で全国第4位。源泉の数は第8位、温泉宿泊施設数も第8位となっている。温泉地は宿泊施設のある場所を計上しているもので、日帰りのみの温泉は含まれない。
福島県は阿武隈山地と奥羽山脈によって3つの地域に区切られ、さらに新潟県との境に越後山脈が走る。この地形によって気候風土がそれぞれ異なるが、地質も様々であることで温泉の泉質もまた、日本有数の種類を誇る。
福島県温泉協会のサイトの泉質別の温泉検索では、最も多い泉質が硫酸塩泉、次いで塩化物泉、硫黄泉、単純泉の順となっている。硫酸塩泉は切り傷や皮膚乾燥症に効果があるとされる美肌の湯、塩化物泉は乾燥肌や冷え性に、硫黄泉は血行促進作用があり婦人病にも効くといわれる。
コロナ禍の終息を待ちながら、泉質にこだわって旅行プランを練るのはいかが?
出典:環境省「平成30年度温泉利用状況」平成31年3月末現在