自他ともに認める読書が趣味の清水さんの前職は青森市内の大学図書館司書。その清水さんの目にとまったのが、全国でも珍しい図書館活動推進員を募集していた棚倉町の地域おこし協力隊。縁も所縁もない町ながらこの機を逃さず、今年の1月、ＪＲ磐城棚倉駅そばにある町立図書館に着任。2月からは、町内の4つの小学校に出向き、図書室での貸し出しや整理の他、国語の授業中に図書館の活用を児童へ促す活動にも励んでいます。4月には、図書館の館長が「夜の図書館」（毎月第4金曜日19時半～21時まで）という、これまでにない図書館利用を模索する新しい取り組みを始め、8月には、夏の肝試し的な朗読会も構想中。今後も住民の声に応えた図書館活用に期待がかかります。

▲4月から始まった「夜の図書館」