統計
「ローカル線」で旅行してみたい都道府県
(ねとらぼ調査隊インターネットアンケート)アイティメディア株式会社のインターネットメディア「ねとらぼ」が2022年10月16日~23日に行ったアンケート(有効回答数597票)によると、鉄道の「ローカル線」で旅行してみたい都道府県で、福島県は第2位となった。
今年の福島県のローカル線の話題といえば、10月1日の只見線全線運転再開だ。このアンケートとドンピシャのタイミングである。2011年7月の新潟・福島豪雨によって会津川口-只見駅間が不通となってから11年、廃線の危機を乗り越えての「復活」に地元は沸き立っている。
もともと風光明媚な奥会津、只見川に沿って走る路線は四季折々の車窓の風景が美しいことが知られていたが、復活を目指して活動する地元写真家によって、只見線を被写体とする風景写真が話題に。只見線を撮影するために国内外から観光客が訪れるようになり、存続への後押しとなった。
全線再開から1ヶ月が経ち、只見線は週末ともなると「通勤電車」並みの大混雑で、JR東日本は増便したり車両を増やしたりと対応に大わらわだという。せっかくの旅行が「混んでいた」という思い出だけにならないよう、地元自治体も含め更なる対応が求められている。
出典:ねとらぼ調査隊「ローカル線で旅行してみたい都道府県」2022年投票結果