統計
人口10万人あたり 統計
コンビニエンスストア店舗数
2021年3月現在の人口10万人当たりのコンビニエンスストア店舗数で、福島県は第6位。
特にセブン-イレブンの店舗数が多く、山梨県に次いで2位となっている。現在のスタイルのコンビニは1974年のセブン-イレブン開店が始まりで、翌年郡山市の虎丸店で初めての24時間営業を開始した。セブン-イレブンは「特定の地域へ集中的に出店する」ドミナント戦略を基に店舗展開を行っているため、出店が早かった福島県で店舗数が多いのは必然といえる。
コンビニ業界は2020年の来店客数が5年連続の前年割れとなった。ドラッグストアで日用品と共に食品も買う人が増加し、競合が激化しているのだ。
一方で、コロナ禍の巣ごもり消費でまとめ買い需要があり、スーパーとも競合している。さらに、酒を近くのコンビニで買う人が増え、セブン-イレブンでは酒類の品揃えを増やした店舗の売上が好調という。家飲みや自炊疲れに応えるための小容量惣菜を拡充するなど、コンビニは食品を充実させることで成長を図っている。
出典:月刊コンビニ「2021年5月号」 人口は2021年1月1日住民基本台帳人口