統計
福島県内市町村の持ち家比率
総務省統計局「住宅・土地統計調査」より今回は趣向を変えて、県内市町村のランキングをご紹介しながら、住宅事情について考察したい。ちなみに福島県の持ち家比率は全国23位である。
福島県内の市町村別持ち家比率は、三春町、会津美里町、石川町がトップ3、次いで南会津町、田村市と続く。1住宅あたりの延べ面積は、猪苗代町、南会津町、会津美里町の順となっている。持ち家比率、延べ面積とも、会津、県中地方が上位を占めている。
一方、住宅の建築時期を見ると、1970年以前建築の住宅が多いのが、会津美里町、南会津町、田村市、の順である。
どの統計も上位は同じような顔ぶれとなっており、会津地方や県中地方の郡部には比較的古い、広い住宅が多いことがわかる。
他方、新規着工住宅が多いのは、郡山市・福島市のベッドタウンである須賀川、本宮、伊達の各市である。
出典:総務省統計局「住宅・土地統計調査」2018年10月1日現在