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意外と知らない?「福島」名前の由来

歴史上では明治9年の頃、会津の前身「若松県」、中通りの前身「福島県」、浜通りの前身「磐前県」が統合して現在の県の姿となりました。また「福島」という名称は、当時の県庁所在地だった「福島町」からとったとされています。

(「福島県史」「図説福島市史」より)

 

一方で、もっと古い時期から命名されていた説もあります。福島中心街はかつて信夫の里の杉目郷と呼ばれており、1413年頃に当時の支配者が杉目城を築いたことで町となる転機がつくられます。時を経て1590年頃、当時の支配者は会津黒川城(現在の会津若松)を本城とし、杉目城を支城としていました。この時、城の名前を縁起のいいものとするため「杉目」を「福島」にしたというものです。

(「ふるさと再発見20」より)

このほかにも由来にまつわる伝説が残されています。

 

“信夫(しのぶ)郡は昔、見渡す限りの湖で真ん中に信夫山(しのぶやま)があった。この山には吾妻(あづま)おろしが吹きつけていたため、吹島(ふくしま)と呼ばれるようになった。
その後、長い歳月を経て、湖が干上がり陸地ができ、次々と集落が生まれた。吹島は風が吹きつけることをきらって、吹を福とし、福島と呼ぶようになった。”

—–伝説集「信夫伊達風土記」より

 

このように説はいくつかありますが、どれも歴史とロマンを感じされる内容です。

今自分がいる場所として、福島県の魅力を探してみてはいかがでしょう。

 

参照:

福島県のすがた/県名の由来 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/ken-no-sugata/kenmei-yurai.html

福島県のすがた/近・現代 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/ken-no-sugata/kingendai.html

▲明治13年に完成した福島県庁舎

▲明治13年に完成した福島県庁舎

  • ▲明治13年に完成した福島県庁舎
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TEL.024-521-1111
HP https://www.pref.fukushima.lg.jp/

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