株式会社ケンオリ | 「地域おこし協力隊『浪江町』」

2025.06/vol.027

「地域おこし協力隊『浪江町』」

埼玉県出身の浅山さんが、震災復興中の浜通りへ初めて訪れたのは高校生の時に参加した楢葉町と富岡町の視察ツアー。大学進学後の2019年、大学が浪江町と連携協定を結んだことを機に、浪江町へ通うなか、就農を目指していた浅山さんは、地域おこし協力隊を志望し、大学院修了後の昨年4月に着任。えごまや花卉等の農家さん数件に営農のノウハウを学ぶ一方、夏頃からは、東南アジア野菜の栽培を始めバジルやパクチーの生産に成功。11月には、町内最大級の十日市祭で農家さんの6次化商品販売を手伝いつつ、野馬追ブランドのサムライガーリックにヒントを得、生姜の新商品の開発に向け植え付けに取りかかるなど、浪江の野菜栽培で新しい風を吹かせています。