統計
傘
雨や雪、日光などが体に当たらないよう、 頭上に広げ差しかざすもの ○日傘 ×傘カバー家計調査2019年から2021年の3年間平均で、福島県(福島市)は傘の支出金額でワースト3位となっている。
傘の支出について上位はいずれも大都市であるのに対し、下位5都市はすべて北海道・東北地方。普段から公共交通と徒歩で生活することが多い地域で傘の購入が多く、自家用車移動が多い地域は傘の購入が少ないといえるだろう。
年間降水量を見ても、下位5都市の中では秋田が全国17位のほかは、34位、41位(2都市)、45位と傘の必要度は相対的に低い。
さらに、東北以北では11月以降は降るのが雨ではなく雪となる。これも大きなポイントではないだろうか。雪ならすぐには濡れないのだ。建物の直近に車を乗り付けて小走り、というのはよくある光景で、上着のフードをかぶれば事足りるというわけだ。
雨の日が待ち遠しくなるようなステキな傘を持ってみたいけど、やっぱ春になってからかな、でもたまに差すと置き忘れんだよな、と思案する福島っ子なのである。
都市階級・地方・都道府県庁所在市別 1世帯当たり支出金額
出典:総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯)調査結果」 政令指定都市の川崎市、相模原市、浜松市、堺市、北九州市を含むため、総数は52都市です