統計
街の住みここちランキング〈福島県版〉
この調査では生活利便性・交通利便性などの8項目について大変満足100点~大変不満0点までを5段階で評価、平均値を評点とし、評点の偏差値でランキング化している(回答者が50人以上の市町村が対象)。
1位の郡山市は生活利便性と親しみやすさで1位、交通利便性、行政サービスで2位、イメージで3位と全体的に評価が高い。以下福島市、本宮市、と続き、郡山市都市圏エリアの市町がランキング上位を占めている。
調査を行った賃貸未来研究所の宗所長によると、居住満足度を左右する最大の要因は実は「親しみやすさ」、新しい住民を受け入れる受容性で、“郷に入っては郷に従え”という同調圧力が少ないことが大切なのだという。
郡山市内のある町内会は転居者の多い住宅地域ながら、町内会加入者が98%を上回る(市内平均61%)。任意加入だが、転居者の疑問に丁寧に答え、行事を企画して交流を促すなど、地道な活動が実っているという。緩やかな人間関係の形成=「親しみやすさ」の好例がここに見て取れる。
出典:大東建託株式会社 賃貸未来研究所「いい部屋ネット 住みここちランキング2021<福島県版>」
インターネット調査により、県内居住の20歳以上の男女5,700人(2019~21年合計)を対象に集計