福島市東部を大きな川幅を蛇行させながら南北に滔々と流れる1級河川の阿武隈川。岸辺には、福島城本丸跡、福島県庁、杉妻会館などが建ち並びその一角に純和風建築の御倉邸があります。旧日本銀行福島支店長役宅として昭和2年に建造され（戦前の役宅として現存するのは新潟とここのみ）、平成12年に福島市が取得し今年で20周年を迎えます。その園内に展望デッキを備えた「まちの駅 おぐら茶屋」があり、市内外の方々が景色のいい川べりで和みのひとときを過ごしています。8月17日には恒例の夏まつりを邸内で開催予定ですので、灯篭流しや花火など夏の隈畔を存分にお楽しみください。

▲御倉邸正面玄関