統計
大豆加工品消費額
大豆を主原料として工業的加工を施したもの。なお、みそ、しょう油等調味料、大豆のつくだ煮などは除く。「大豆加工品消費額」で福島県はなんと第1位。
2月に発表された2020年家計調査年報によると、福島県(福島市)は大豆加工品の消費額全国第1位。前年の2位から順位を上げている。
大豆加工品とは、みそ、しょう油等調味料や煮豆以外の、豆腐、納豆、油揚げ、湯葉、きな粉などの加工品をさす。福島は納豆が今年も全国1位をキープしたほか、豆腐でも第3位、おから・凍み豆腐・湯葉といった「その他の大豆製品」という分類でも第4位と、大の豆好きは間違いない。
イソフラボンなどの有効成分が広く知られてきた大豆だが、最近では肉の代替品として「大豆ミート」が注目されるなど、世界的にも消費量が増えている。
コロナ禍の昨今、発酵食品やたんぱく質を摂って免疫力を高めようという意識が高まっており、大豆加工品は一層存在感を増しているようだ。
都市階級・地方・都道府県庁所所在市別 1世帯当たり支出金額
出典:総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯)調査結果」