会津若松鶴ヶ城下にあるまちの駅
「お城の駅」
「まちの駅」シリーズ第3弾。まさしく会津若松のシンボリックな存在として、南方から市街地を見下ろすように優雅な姿で建つ鶴ヶ城。14世紀の葦名氏による東黒川館にはじまり、戊辰戦争での籠城戦で降伏するまでの数百年のこの地の歴史を、ずっと見つづけてきました。会津人の誇りでもあるこの鶴ヶ城のお膝もとに、まちの駅「お城の駅」があります。
東日本大震災からちょうど4年目を過ぎた3月中旬。会津若松市内は、前日の除雪の山があちこちに残り、ときおり春雪が降りしきっていました。市内南部に位置する会津の名城鶴ヶ城。その公園内に、観光案内所であり、まちの駅でもある「お城の駅」があります。「まさに4年前、赤瓦への改修工事を終え、4月からの公開を控えていた矢先にぐらぐらときました。お城自体、部分的な損傷で済みましたが、その後の風評の影響が大きかったですね。昨年は、大河ドラマ効果で入場者数が90万人を超え歴代2番目となりました」とほほえむ鶴ヶ城V案内所の大塚さん。
まちの駅の認定をうけたのは平成17年8月1日。今年で10年目を迎えます。「今年は鶴ヶ城天守閣再建50周年の節目にあたり、4月には天守閣内が全面的にリニューアルします。また、JRのデスティネーションキャンペーンも4月から6月の予定で開催されますので、それにあわせて、観桜期間を中心に、いろいろなイベントが目白押しです。なかでも、4月25日に開催される全会津のお酒が一堂に会する『会津清酒で花見酒in鶴ヶ城』、翌26日には『鶴ヶ城さくらまつり大茶会』なども予定していますので、春の会津を満喫しにきてください。観光案内所でお待ちしております」。
鶴ヶ城観光案内所
会津若松市追手町1-1
TEL 0242-27-4005