2024.09/vol.067
イセエビ
いわき沖は、寒流と暖流が交わる「潮目の海」。栄養塩が豊富で、さかなの餌となるプランクトンが繁殖し、質のいい魚が沢山
水揚げされます。
そんないわき沖で、ここ数年「イセエビ」が豊漁です。イセエビと言えば、三重県などが主な産地として有名です。茨城県が安定漁獲の北限とされていましたが、近年黒潮に乗ってイセエビも北上し、福島県でもとれるようになりました。震災前は2000kgほどでしたが、2021年には6100kgとなんと3倍以上に。そのほとんどの漁獲量をいわき市が占めています。